小林でび監督との思い出

ゆうばり映画祭も終わって一週間が経とうとしている。
映画祭前は楽しみに浮かれていろんな記事書いたり、あれやこれやとやるんだが、
映画祭中はとてもじゃないが自分は自身が楽しむのに忙しくリアルタイムレポなんぞ出来ない状態。
毎晩寝る前にちょいとはTwitter更新やチェックしたものの、関係者のTwitterも停滞状態でしたね。誰かブログやTwitterでリアルタイムレポする専用スタッフがいればいいのに!メジャーどころのイベントは壬生さんがシネマトゥディに更新してくれてましたが!


そんな状態のまま、映画祭終わったら終わったで、今度は日常の仕事が溜まっていたりで、タイミング逃してしまい感想なんか書かなくていいやと思っていたんですが、個人的にグッときた出来事が何個かありましたんで、気長にだらーっと書き残してみたいと思いますよ。


映画祭のオープニングパーティーの出来事。
映画祭初日とあって、出品者は自分の映画を見てもらおうとチラシ配りや宣伝をしてくる。
ここで困るのが顔見知りの監督とかに「絶対見に来てくださいね!」と言われた時の返事だ。事前に大体鑑賞計画は練ってあるし、どうしても見たい作品の裏で見に行けない場合が多い。そんな時は「他の見るんで見に行けないんですよ」なんて正直には言い難いので「検討します!」とか言ってごまかしたりするんだが、とても気まずく、そんな時は相手も「見に来ないんだろうなー」ってうっすら気づいているんじゃないだろうか。これはお互いにとって良くない。


そこで粋だったのが、小林でび監督だ。パーティー会場で目が合うなり、アイコンタクトして一言もしゃべらず「バナナVSピーチ」のチラシだけ渡して立ち去っていった。なんてスマートなんだ!これなら見に行く予定が無くても気まずくなることはない!!でび監督の優しい気配りを感じた瞬間だったのでした。


決して立食パーティーの食べ物が口に入っていて喋れなかったわけではないと信じています。


そして、でび監督の映画も見ましたよ!事前の鑑賞計画に入ってましたから!!