ロリータ

嶽本野ばら先生の「ロリヰタ」読了。
表題作の短編「ロリヰタ」は言葉で想いの全てを伝えられない。みたいなところにグッときた。もう一編の短編「ハネ」も良かった。


両方とも、両方とも、人にどう思われようが自分の信念を貫くところがカッコイイ。自分にモテる要素はないけれど、異端というか、人と違う趣味だけど貫くところは同じように思えた。


ファッションブランドの名前がたくさん出てくるが、そんなのは知らなくても語感だけで十分楽しめる。武侠小説の必殺技の難しい漢字の羅列と似たようなもんだ。