ミッドナイトムービーと聖マッスル

午前中は家でボーっとして、午後から街ブラして、喫茶店で買ったマンガを読んで時間を潰し、夜は今日もまたスガイでレイトショー。ミッドナイトムービーというドキュメント映画を見た。
70年代にアメリカでムーブメントとなった深夜興行から生まれた映画文化の盛り上がりを追った映画。決して、映画製作の裏話的なものではなく、どのように深夜興行に至ったか、深夜興行にはどんな側面があったか、ということに重点が置かれている。
この映画を見て「映画は体験だ」という自分の思いはより強まった。同じ映像であっても、一人で家で見るのと、映画館で空間を共有して見るのと、セックスしながら彼女と見るのではそれぞれ違うってことですよ。
当時のアメリカの人々は、いろんなものを共有しに深夜興行に集い、映画を見ていたと語られていた。とりわけロッキーホラーショーの上映形態は凄い。あんな映画の楽しみ方があったとは!あれは映画館でしか楽しめない映画の見方だ。この映画を見てなんか、ますます映画が好きになったし、これからも映画館にどんどん通いたいと思ったし、いい観客と一緒に映画を楽しみたいと思った。ビバ!映画館!
ミッドナイトムービーとして「エル・トポ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「ピンクフラミンゴ」「ジャマイカの映画?」「ロッキーホラーショー」「イレイザーヘッド」がメインに取り上げられていた。全部面白そうで見てみたい!と思ったんだけど、エル・トポに一番興味を持った。DVDって出てるんだろうか。もし出てるんだったら、早速明日探しに行くよ。それぐらい面白そうだった。

http://www.cinemacafe.net/special/midnight-movie/


今日の物欲

聖(セント)マッスル (QJマンガ選書 (03))

聖(セント)マッスル (QJマンガ選書 (03))

先日読んだ、マンガ地獄変で紹介されており、島本和彦先生もラジオで絶賛していたので、是非読みたいと思っていたマンガ。先日調べたら、既に絶版になっていたので、古書店まんだらけでゲット!
で、今、検索してみたら、ちょうど今日、復刻版が発売してるじゃねーか!
自分の買った太田書店版は原画ではなく、マガジン単行本からの復元本であった。今回の復刻が原画からの収録だったら買いなおす。それぐらい気に入ったし読み応えがある。綺麗な絵でまた読み直したい。
マンガは約800ページ中半分まで読んだ。とにかく筋肉やら背景やらの書き込みがすごい。紙が黒い。白い部分が無い。圧倒的だ!
http://www.goma-books.com/archives/2006/11/post_748.html