機動戦士ZガンダムII-恋人たち-

劇場の開場1時間前に到着したが、すでに長蛇の列。開場後、やはり皆、チケット売り場ではなく、グッズ売り場へ直行。
だが、前回のパート1公開で、ちゃんと劇場側も学習したのか、キッチリ列整理をしてくれ、なおかつ限定プラモは一人一個の制限もしてくれたので、特に混乱は起きなかった。俺の中での、札幌シネマフロンティアの評価が上がったよ。
(それだけ、前回が酷かったということなんだが)


今回のテーマは「恋人たち」なんだが、客層に恋人たちはほとんど居ない。富野監督は良く、「ガンダムばかり見てると女抱けなくなるぞ」というような意味合いの発言をしてるんだが、それがよく現れているように思ったよ。自分もその中の一人だ。富野監督を神と崇めてる自分でも、この理念は守れなかった。


作品の内容は、とても良かった。
トリロジーものって、大体2作目が傑作だよね。SWしかり、BTTFしかり、初代ガンダムも。
このZガンダムもおそらく、そうなんじゃないだろうか。確実に1作目よりは面白い。
自分なりの感想を書いてみる。

  • 前半はフォウ、後半はサラを中心に描かれる。フォウのストーリーが良くまとまっていてわかりやすいし、それが軸となっているから、ブツ切り感が少なく、集中して楽しめる。
  • サブタイトル通り、LOVERS達の物語。でも、カミーユあんたが、いろんな人の関係をこじらせていたんだね。スッキリした分、そういうカミーユの行動が凄く目に付いた。
  • 新作カット大幅アップ!
  • 意外な新MSも登場で驚いた(劇場で確認してね)
  • サラの新声優は池脇千鶴。浮いてる。つーか声優としては下手。
  • 例のフォウの声優は、まぁ見られるけど、旧作ファンとしては、やっぱり受け入れるのに時間がかかると思う。慣れれば悪くはないと思う。ただ、やっぱり富野監督の本意が知りたいよ。